おはようございます、サスケです。
つい最近話題にあがっています、
中国が開発したAI、deepseek。
わずか10分の1以下の予算で、
chatGPTと同性能のAIという事で、
一躍有名になりましたが…
2つほど、問題点があります。
それは、
●政治的に偏ったAIであるということ
中国の政府や共産党の影響を受けている可能性がある。
例えば、日本人が 「尖閣諸島はどこの国の領土?」 と聞くと、
「中国の領土です」 と 間違った回答をすることがあります。
つまり、このAIを使っていると、
中国に都合のいい情報が出てくるという事。
次に、
●情報が中国政府に漏れるリスクがあるということ
です。
そしてこの2点目について、
今、各国をあげて問題になっていて、
アメリカはNASAや海軍が
ディープシークの利用を避けるよう
職員や軍人らに指示しました。
イタリア政府が1月30日に
同国内でディープシークの利用を
制限すると発表しました。
台湾当局も、
公的機関職員らに使用を禁止する
措置を講じると明らかにしました。
更に、
韓国やアイルランド、
フランス、オーストラリアなどが
ディープシーク社に個人情報の取り扱いに関する情報を
開示するよう求めているそうです。
という訳で、
各国がdeepseekの利用を
制限し始めているという事なんです。
日本でも、
「個人情報を抜かれる」
なんて表現されています。
私たちが「個人情報」というと、
住所、氏名、電話番号というイメージだと思いますが、
中国政府が、
私たちの住所、氏名、電話番号を知って、
それをどう活かすのでしょうか?
私たちの住所、氏名、電話番号を活用出来るのは、
振り込め詐欺業者とかじゃないですか?(苦笑。
そうなんです。
deepseekが抜く個人情報というのは、
●入力したデータ
の事なんですね。
なので、
「何を調べているのか」とか、
「何を考えているのか」が、
中国政府に知られてしまう可能性があるので、
各国の「公的機関」の使用を、
制限しているということなのです。
ですので、
私たち一般市民が、
自分の生活の事で使う分には、
特に問題はないと思います。
ですが、
それでも怖いという方は、
使用は控えた方が良いでしょう。
日本政府からの利用制限や
注意喚起は今のところは
出ていませんので、
普通に使う事は出来ます。
サスケ
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